平成29年3月11日開催 白線流しのつどい報告 於:國學院大學「院友会館」 ~有斐会報 2018 No.60 掲載~

 平成29年3月11日、東京・渋谷の國學院大學 院友会館におきまして、毎年恒例となりました「白線流しのつどい〜学年連絡会(講演会)〜」を行いました。快晴にも恵まれ, いつもどおり和やかな雰囲気の中で会が進行し,盛況のうちに終えることができました。
 始めに、ちょうど6年前の3月11日に発生した東北大震災により亡くなられた方を偲び、今なお避難生活を強いられている被災者を想い、1分間の黙祷を行いました。
 来賓として、有斐会から高22回副会長小鷹利英子さん、高9回常任理事中村滋さん、高34回財務局長中村竜治さんにお越しいただきました。また高28回堀川厚則前校長先生にも参加いただき、 最高齢の旧制中学57回(昭和20年卒)から大学1年の高68回まで、前回の「つどい(学年連絡会)」を上回る35学年の参加がありました。参加人数では前回を下回る81名でしたが、 初参加の方が20名もいたのは嬉しいことでした。
 講演会では,高33回逢坂由昭さん(東京医科大学 消化器・小児外科 派遣教授)から「ロボット手術の最前線」とのテーマでお話しいただきました。手術用ロボット開発の経緯、 全世界の保有台数、日本での普及状況から食道癌の基礎知識、ロボット手術習得のプロセスなど、実際の手術映像も交えて60分の講演でした。ロボットで鉗子を操作してきっちり折り鶴を 折り上げる映像には、一同圧倒されました。
 懇親会も幅広い年代が参加したことで盛り上がりました。懐かしい人との再会のほか、同じ大学出身の先輩を紹介したり、同じ地域出身という出会いがあったりと交流を深めることができました。 CDによる惜別の辞に続いて「巴城ケ丘別離の歌」と「校歌」を歌いながら実施した「白線流し」も好評でした。
 今年も3月10日(土)に「白線流しのつどい〜学年連絡会(講演会)〜」を行います。いつも参加いただいている方はもちろんのこと、まだ参加したことのない方の参加もお待ちいたします。 (東京有斐会役員会 記)

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