平成28年3月12日開催 白線流しのつどい報告 於:学士会館 ~有斐会報 2017 No.59 掲載~

 平成28年3月12日、学士会館において、「白線流しのつどい(同窓の世代を結ぶ会)」が開催されました。学士会館と言えば、あのテレビドラマ「半沢直樹」で土下座シーンが撮影された場所で、 斬新かつモダンで重厚な雰囲気は、歴史ある我が斐太高校の同窓会の会場として華を添えてくれました。堀川校長をはじめ、有斐会、名古屋有斐会から多くの御来賓をお迎えし、盛大に開催することができました。 また参加学年数は41学年、総数146名でうち学生が13名と、多くの世代の方々にご参加頂きました。いわゆる「全体会」である「白線流しのつどい」は、自由参加型で3年に1度開催され今回で3回目となります。 今回初めて参加されたという方も多く、この東京有斐会が初めて開催された平成22年から六年経ちますが、大きく成長したような気がします。
 東京有斐会は、東京近郊に住む、あるいは働く卒業生の親睦を深める活動が主となりますが、本来の目的は、斐高の発展に寄与するというところにあります。ここ数年、斐高2年生が毎年夏休みを利用して、 東京大学の見学や都内の大学訪問のために1泊2日で上京しています。東京有斐会として、東京大学のキャンパスの案内や、種類の多い参考書を求めて、ホテルから大型書店の引率のお手伝いをしています。 不慣れな東京で初めて地下鉄に乗る生徒がほとんどで戸惑いも見られますが、「大学そのものを見て、やる気が出た」という声も聞かれ、卒業生だけではなく、在校生のためにも何かしていかなければいけないという思いがしています。
 また、東京有斐会が他のOB・OG会の組織と大きく違う点は、大学生も参加できるところにあります。大学生は上京してから数年しか経っていなため、誰がどこに住んでいるのかも分からず、同級生同士でも連絡を取ることが 難しい状況にあります。東京有斐会の発展には、斐高卒業後の大学生の頃から会に参加してもらうことが大事だと考え、学生部を立ち上げて学生同士の親睦の場も作っています。斐高生には「進学や就職で東京近郊で暮らすことになったら、 単なる同窓会でない東京有斐会のことを思い出して、参加してください。」と呼びかけています。
 次回の「白線流しのつどい」は、平成29年3月11日、國學院大學の院友会館で開催されます。この会は「学年連絡会(講演会)」と称して、卒業生による講演会があり、学生幹事を中心に各学年3〜5名の参加を 呼びかけていますので、興味のある方は、是非、ご参加ください。(東京有斐会 学生担当・34回卒 橋戸 弘)

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