平成25年3月9日 白線流しのつどい報告 於:フロラシオン青山 ~有斐会報 2014 No.56 掲載~

 平成25年3月9日、東京・渋谷のフロラシオン青山にて、「白線流しのつどい・同窓の世代を結ぶ会」を3年ぶりに行いました。 参加者は、有斐会役員の皆様、斐太高校の先生方など、遠方からのご来賓11名を含んで、47学年におよぶ272名でした。
 最初に、土川前東京有斐会長(昭和26年卒)に替わって新しく東京有斐会長に就任した田中会長(昭和53年卒)から主催者挨拶があり、 引き続き、上木有斐会長、岩崎名古屋有斐会長、加藤斐太高校校長、下屋育友会長から来賓挨拶がありました。
 39名も参加してくれた学生さんが登壇し、学生代表の長田さん(平成21年卒)が乾杯挨拶を行いました。
 咽が落ち着いた頃に、飛騨地方恒例の「めでた」を北村有斐会副会長に発声いただき、和気あいあいの雰囲気の中で歓談することができました。
 次は斐太高校恒例の白線流しです。この日のために準備した純正の白線と名古屋有斐会から借用したスカーフを結び合わせ、現役時代は黄団の応援団長だった 原さん(昭和59年卒)が、ほぼ30年ぶりの学生服と学帽で登壇し、巴城ヶ丘別離の歌を口上と共に熱唱してくれました。
 最後に皆で校歌を歌い、大先輩の垣水さん(昭和20年卒)が閉会挨拶を行って楽しいつどいを終えることができました。
 高山から参加いただいた方々からは「大盛況ですばらしい会であり、なにより老若男女約300名による校歌の大合唱は涙が出るほどの感動ものだった。 学年層と参加者数の多さには驚いた」などとお褒めいただきました。
 34回生(昭和57年卒)参加者の家族である、学生のお子さんたちが参加してくれました。今年50歳になる34回生がこんなことを言っていました。 「同級生と同じ遺伝子を持ち、同じ顔をした学生さんとお話しすると、本人と会っているようで、懐かしくもあり、自分だけが歳をとったような複雑な気持ちがした」逆に、 お子さんは、「親の同級生と話ができるとは思っていなかったので、嬉しかった」と言っていました。
 また、28回生(昭和51年卒)、29回生、30回生は、たまたまテーブルが同じであったことから近日中にもう一度集まることになり、輪が一層広がりました。
 このように異世代交流を深めることができ、「同窓の世代を結ぶ」とのつどいの目的を果たすことができました。
 遠方からはるばるご参加いただいた有斐会役員の皆様、斐太高校の先生方、名古屋有斐会役員の皆様に深く御礼申し上げます。さらには、つどい開催にあたって呼びかけの労を 執っていただいた学年幹事などの皆様、お忙しい中をご出席いただいた参加者の皆様に感謝申し上げ、つどいのご報告とさせていただきます。(東京有斐会役員会)

<< 前のページに戻る